majerca’s blog

日本全国の障害者施設で作られた雑貨だけを集めたセレクトショップ「マジェルカ」のブログ

私のヒーロー

 こんにちは、スタッフTです。

 

今日は私の学生時代の事を書いてみようと思います。

病気を発症して大学中退後の話です。

 

当時の医者には沢山の薬を出され、眩暈や眠気、吐き気、手の震えなど副作用がとてもひどく、中々大変でした。

 

その後通信の大学に入学します。主にその時の話です。

 

私は1年次は副作用にまだ悩んでおり、通学よりまずは自宅学習が課題と思って、大学にはあまり行こうとしませんでした。

 

ただ友達が出来たらいいなと思い、学友会に入り副会長という役員を担当していました。

そこで出会ったのがKでした。

Kも副会長を務めてましたが、話す機会は少なかったです。

 

Kは先輩で後輩の面倒見もよい感じの良いお兄さんでした。

 

私が2年次になる前に、段々先輩達から「何故学校でスクーリングを受けないんだ?」「Tは何しに学校に入ったんだ。」という人達が出てきました。

 

私は読書もできなければ文字も書けないくらい状態は悪く、家でリハビリしているなんて言えないので、適当に答えていました。

 

そして事は段々エスカレートしていきます。

「Tはバカだからテストを受けれない。」「お前は日本語を書けないんじゃないの?」

 

バカとアホを日常的に言われるようになりました。

 

そんな中、2年になり通学をし始めました。なぜか基礎科目にはKも後輩と出席していました。

 

(Kはなぜここにいるんだろう。・・・)

 

疑問に思いつつ授業を受ける中、私の体調にも変化が。

 

授業後に強い疲労が段々出てきて、息がしづらく、不眠になっていきました。

 

そして限界が・・・・

 

過呼吸になったのです。色々な事が重なって、任意で入院する事に。

 

運悪く期末テスト1か月前のことです。

 

2週間後に退院し学校に復帰しましたが・・・

入院すると退院後、普通の生活に慣れるまでとても大変なのと同時に、学習にも遅れがでていて、今年のテストは諦めなければいけないかもと思いました。

 

学校を帰ろうとしたある日。

 

「Tちゃん、ちょっといい?」一緒に授業を受けていたママさん学生に声を掛けられ一緒に

1階のフリースペースに行くとKとその仲間がいました。

 

Kが「これ。」と言って渡してくれたのは、私が休んでいた時の授業のレポートでした。

そのレポートはKが受けなくもいい授業もわざわざ出てくれて、授業の内容を書いていてくれました。

K以外にも協力してくれたみたいで、とても驚きました。衝撃・・・

 

テスト当日、ある教科ではKと後輩が見守る中テストを受けました。

 

当時、散々バカやアホと言われても私は私なりに一生懸命勉強しました。

 

 テスト1日目も2日目も過呼吸と手のしびれ、テスト後には名前すら書けない時もありました。

テスト3日目です。その当時、学校一厳しい先生と言われる先生の授業で、目をつけられていたので見返したいと思っていました。

 

呼吸を整えて保健室から教室に移動します。

 

私は何か大事な時に不思議と頭の中で音楽が聞こえます。この時は何故かDragon Ashの「Deep Impact」が頭の中で流れていました。(笑)

 

テストは無事終わりました。

 

結果は大体Aと厳しい先生のテストはAより上の評価のSを取ることができました。

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 今思うと自分自身がバカだと思ってしまう状況までになっていたものを、テストの結果で自信を取り戻し、Kという先輩に助けられた学生生活だったと思います。

 

あ~懐かしい。

 

実は最近もテストがありソワソワしていましたが、それもようやく終わってひと段落です。

 

明日の閉店後の夜は「和雑貨フェア」の準備作業がありますが心置きなく取りかかれそうです。

 

そんなこんなで1/30より「和雑貨フェア」開催します💓

 

質のいい新しい商品、揃っています。💓

楽しみ💓

 

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 藤本です。

Tが自分の苦しかった過去や病気のことを自分からここまで伝えてくれるというのは珍しく少し驚いています。

評価でSがとれる時点で、適当な学生時代を過ごしていた自分なんかに比べても間違いなく彼女はバカでもアホでもなく。

 

マジェルカに来ているメンバーたちの殆どが精神に障害を持っている人達。

そもそもその原因は目の前で起こる事象を、むしろバカやアホになって適当に流してやり過ごす事が出来なかったからなのではないかと。

 

そんな彼女たちの方が、彼女をバカだアホだと言う人間たちよりも不幸にならなければならない理由はないし、もしも本当にそんな世の中ならこちらから願い下げだなどと思ってしまったりもするのです。

 

でも、きっと世の中まだまだそんな捨てたもんじゃないはずだと信じているからやってこれています。