majerca’s blog

日本全国の障害者施設で作られた雑貨だけを集めたセレクトショップ「マジェルカ」のブログ

セミナーにて

先週末の土曜日、ある地方で作業所が集まるセミナーの講師をご依頼頂き、

お話しをさせて頂く機会がありました。



テーマはいつも相変わらずなのですが

「(障害者施設が)モノを作るという事、モノを売るという事」に関して。



マジェルカが民間の立場で施設の自主製品だけを仕入れて販売するという

ある意味、お客様と施設の間でのやり取りを専門に行っているという立場から、

その活動の中で日々感じる事や考えている事をお話しさせて頂いています。



マジェルカを始めて一年目には、ほとんどそんな機会もなく、また自分自身も外

で話すなどという活動をしていくという意識はこれっぽっちも持ち合わせては

いませんでしたが、二年目となった去年、有り難い事に様々な方からお声掛けを

頂けるようになったのと同時に、私自身もそれまでの活動の中で伝える意味と

必要性を感じてもいたのでお誘いがあればお受けして、昨年は様々な場所でお話し

をさせて頂く事ができ、改めて数えてみると20箇所以上にもなっていて我ながら

驚きました。



そんなこともあって少し忙しい身になってしまい、おかげでこのブログの更新が滞り、

書かない癖がついてしまったことも白状します・・・



話しているとその場によって、又、そこに参加される方々によって反応は様々です。

そして色んな意味あいがあるでしょうが「刺激になった」とか「耳が痛い」という

お声を頂くことが多いです。

そんな話をする事を期待されている場合もあったりして、そんな場合には「思ったより

ソフトでしたね。」なんて事を言われたりする場合も。



しかし、今回行った先では、居眠りしたり、眠そうにあくびをされる方が多かった。

今回も話す内容はいつもと大きくは変わりませんでした。

むしろ普段よりも短い時間だったくらいです。



今までも眠っている方がゼロとはいいませんが、滅多に見る事はなかった

のに今回の様子はそうではなかった。



少し考えました・・・



講師をやるにあたって、飽きさせないとか聞かせる技術も必要だとはいいます。

確かに伝えたい事を伝えるためにもそれは必要だと思いますし、私にはまだまだ

足りていない部分だと自覚はしていますが、かといって別に皆さんを楽しませる

漫談しにいってるつもりもないし。



ついでに言えば「何かご質問は?」という問いかけにもリアクションなし・・・

だから当然反論も無し。

それでも終わってから個別に声をかけて質問をしてくれた方が参加者50名位の中で

3名、うち2名は聾唖の方でわざわざ手話の通訳の方を挟んでまでして一生懸命話し

かけてくれました。



ちなみにこういう集まりには珍しく男性参加者も多かった中でその3名は皆様女性。

やはりなんだか考えてしまいました。



白けちゃってるんですかね?

諦めちゃってるんですかね?



そうじゃない、お前の話なんか聞く必要がないんだよっていうんでしょうか?



既にもう理解して実践もしているから必要ない?

 そいつは素晴らしいじゃないですかっ!

 それなら私の話なんか今更ぬるくて眠いに決まってますよね。



え?

理解も実践もするつもりがないから聞かない?

 潔くて気持ちいいですね!



ん?

つもりがないわけじゃないけど大変そうだし・・・どうせやったって!?

 イラッ!



ここで思い浮かぶのは「うちの様な小さな事業所では無理・・・」というたまに聞く

セリフ。

体力も小さければ限界も大きいのはわかります。

確かに体力のある所はしっかりとした活動をされている所が多いし、その方法を見つけ

ていたり、又は見つけ方を知っている。

そういう所はこの先も変化に対応してどんどん伸びていくのでしょう。

それに、注目度が高くなればそれを目にしてさらにそこに色々集まるのでまた伸びてゆく。



そして・・・



諦めて変わらない事業所との差はどんどん開いていく。



なんだかそんな予感がします。



でも、全体の中では圧倒的に数が多い小さな事業所の人たちこそ、一部のベンチマーク的な、

業界リーダー的に見られている目立つ事業所の事を、自分たちとは別世界として見てしまわない

でほしい。

背負っている使命や目指している未来は自分たちも全く同じなんだと胸をはってほしい。

自分たちには自分たちなりに出来る方法ややり方はまだまだあるはずだと考えて実践して欲しい。



そして、そうしてそんな方々が今少し踏ん張って変わる努力をしてもらわなければこの世界全体

としては社会に対してアピール出来た事にならないし、理解もされにくいのではないかなと。



近頃、マジェルカや私の今後の活動の方向性を考えていると、結局やはりそこに突っ込んで

いきたいのだと改めて考えています。

ただしお互い理解してくれる相手と。

たとえたまに煙たがられながらでも。



今回行ったセミナーに関して意地の悪い事を書いてしまいましたが、主催された事務局を

買って出て活動されている皆様とじっくりお話をさせて頂く機会がありましたが、その思い

や行動力は素晴らしいものです。また、今回のセミナー自体の全体デザインをされて、こんな

私と知りながらお声がけ下さった方の思いも共感出来るものです。

それから、一生懸命に耳を傾けて下さったり(そういう方の方が多かったですが)、

終了後に相談に来て下さったりした方、また、後日早速に西荻窪のマジェルカまで足を運んで

下さった方がいらっしゃったのも事実。



福祉の現場で働く方々、当然ながら相手にしている利用者さんも違えば、活動内容も様々

ではありますが、大きく目指す所はきっと皆さん一緒のはずなのです。

しかし、その仕事に対する姿勢や取り組む温度差が人によってあまりにも大きい業界でもある

と感じます。

そしてその事は、何かを得たいとわざわざマジェルカに訪れてくれる方々とだけしか接して

いないと、話には聞けても私には実際は見えてこず、外に出る事で見えてくる部分でもあるの

でした。



そしてそうやって現場の方々と関わりながらマジェルカの活動も同時に変化してきているのです。



そして直近では2/7(金)~2/9(日)に開かれる「ボランタリーフォーラム」の中で2/8(土)の

分科会の1つでお話させて頂く事になっています。

ご興味あるかたはどうぞ。



さて少しとりとめもなくなってきたので話題を変えて西荻窪のマジェルカの話。



明日2/1から3/3のお節句まで、西荻窪の街では「西荻雛祭り」と題して参加各店では様々な

お雛様を飾ったり、特別な企画を催したりするゆるーいイベントが開催されます。

マジェルカも参加します。

店内、雛飾りはないですが春らしい装いに商品を入れ替える程度にはなりますが、期間中は特典と

して3000円(税別)以上お求めのお客様に三人官女ならぬ三本セットの「キットパス」を差し上げます。



WEBショップでも同時開催の特典ですので、是非!