majerca’s blog

日本全国の障害者施設で作られた雑貨だけを集めたセレクトショップ「マジェルカ」のブログ

名古屋

今日は3週間以上経ってしまった過去の出来事です。 ってもう3カ月以上前くらいな感覚ですが。

何故貴様はいつもいつものんべんだらりと時間が経ってしまってから記事をUPするのか、 とお思いの方もいるのではないでしょうか?
世界は動いているんだ!情報も生モノなんだぞ!とお思いの方もおいででしょう。
確かにアタシがアナタの立場なら文句の1つも言ってやりたくなるでしょうよ。
でもね、実は書いてはいるんですよ。これでも。
ただ、書きかけては諸般の事情(!?)により途中で筆を投げ出し、又後日に続きを
書き始めては途中で倒れ・・・
それにこう見えても私だって人間だから気分が乗らない事だって調子が悪い時だってありますし。
結局そんな感じで完成までに時間がかかってしまっているのです。
結果、「○○日前にドコドコ行ってきました・・・」なんて書き始めた○○日の部分をその度に 書き直し、書き直し、なんて馬鹿な事もやったりしています。
そして今回は先週、ならぬ既に先々週ならぬ先々々週になってしまった名古屋訪問の様子を少々ご紹介。
名古屋へは福祉事業所さん向けセミナーの講師として呼んでいただき行ってきたのですが関東からは そう遠くはないにも関わらず、新幹線で通り過ぎる事はあっても降り立つのはこの仕事を始めてからは 初めての事。
でも、名古屋の施設さんとはこれまでも比較的繋がりがありました。
それもマジェルカで商品を扱っているというお取引での繋がりではなく
わざわざマジェルカまで来て下さった施設の方が結構いらっしゃったという形で。
今回名古屋でのセミナー会場となったのが「NPO法人ひょうたんカフェ」さん。
ちょいと変わったネーミングですが素敵なたたずまいのまさしくカフェです。
実はちょうど翌日からカフェとして本格始動するって日のお邪魔でした。
気の早いお客様もちょうどいらっしゃってました。
とっくに終わっちゃいましたがチラシです。
すぐに記事にすりゃ少しは宣伝になったのにスミマセン・・・ カフェ自体は終わってませんよ。モチロン。未来永劫きっと!
こちらでは「さをり織り」を中心に創作活動を行っています。
棚に並んだ糸の数の豊富さ、しかもまだまだ倉庫にもあるという事でその取り組みの
本気度もうかがい知れます。
元々倉庫だったのをリノベーションした建物は明るくて開放的な空間です。 リノベーションが好物の私には堪りません。
建物同様にメンバーさん皆さん明るく気持ちよさそうに作業しています。
右端のメンバーさん、どこかでお会いした気がしてしょうがなかったのですが、ひょうたん
さんのホームページに載っていらっしゃったと聞いて納得。
カラフルな糸の横には羊毛フェルトも置いてあります。
糸の合間にフェルトを織り込んでかわいい布が出来上がります。
その横には何故かカラオケの歌本も。
そこに突っこんで聞いたら彼女はパヒューム(パフュームだっけ?)が好きだそうです。
なかなか進んでやる事業所さんが少ない細い手織り布の制作。  
明るい色使いの布たちは様々な雑貨に変身しています。 カフェも運営しているからこそですね。 ドーナツちっくなコースターです。 さっきの細い織り布使った雑貨もあります。 お気づきでしょうか? 商品タグもきちんとしていますね。 そこまで気が回る所はそうは無いのがこの業界まだまだ現状です。 私が食いついたのはカフェにあったこの椅子です! 売りモノにはできていないようですがソレは惜しい! ここはマジェルカとしてもなんとかしたい気持ちに。 カフェの横では黒いユニフォームでキメたメンズチームが豆腐製品を作ってます。 とこんな感じのちょっと イケてる「ひょうたんカフェ」さんでした。 この後はタコライスというこれまたイケた給食を図々しくもご馳走になってから午後のセミナー開始 となった次第ですが、そのセミナーがイケてたかどうかは・・・ さて翌日です。 恒例の、せっかく来たんですもんどっか寄っていかないと魂でお邪魔したのは「社会福祉法人守山作業所」さん。 こちらの商品はマジェルカOPEN当初から、ちょっとした福祉施設商品の販売会や商会サイト的なモノでも比較的目にして知っていて気にはなっていたのです。 見学受け入れにはスタッフや作業の調整なども色々とあるであろう事を判っていながらも前日に連絡して 「明日見学に行ってもいいですかっ!?」とお願いしたにも関わらず心良く受け入れて下さり、駅までも 迎えにきてくださりました。 聞くとマジェルカの事を知っていて下さったそうで。 有り難い事です。 着きやした♪ なかなかいかにもなたたずまいですが、中に入ってそのポテンシャルの高さに驚かされます。
まずは色々なお話しをさせて頂きましたが、そこで私は
「守山作業所さんは木工でなかなかクオリティ高いモノ作られてるので、商品自体に興味
というのもありますが、それとは別に色々と他施設でのモノ作りにも何かパくれない、
ぢゃない、参考にできる所が無いかとおもいまして」とかウンヌンカンヌンと。
そしたら
「私たちは公共的な存在ですから技術や知識も共有して業界全体にとってメリット
になれば良いと考えてます。」と。
そういう事ですっ!
内向きになってコスイ事言ってないでもっともっとみんな繋がって色んなモノを共有
して福祉業界全体で上を向きたいモンですっ!
はい、そんで木工やってるんですよ、守山作業所さんは。
そんでこれはなんとゴム鉄砲!
なつかしや~ そして彼の手元には組み立てに使う釘が並んだ板が。
分かります?
使う順番が書かれていて、その順番通りにここから釘を抜いて組み立てに使うんです。
え?色んな釘かって?
いいえ、全部一緒の釘ですよ。
これを使う事で必要な本数を使って間違いない商品を組み立てられるし、進捗も目で見て
判るというようなことです。 面白いですね。
こういう工夫がたくさん随所で見られるのが守山作業所さんの面白くも素晴らしい所
です。
これ、面白いのは電動ドリルを回して加工してるんじゃなくてただのプレス機として
活用してるのです。
確かに作業が楽そうでした。
 これはヤスリが内側に巻かれた筒の中で木製の小さなパーツがぐるぐる回ってるんです。
そして角がまるくヤスリがけされて出てくる仕組み。
(これ、手動だったけどどっかでも見たぞ!)
中にはカワいいタコちゃんが入ってました♪
ちっさいパーツを利用者さんが器用にスイスイと電動の糸のこで切り出していくんですよ。
残骸も綺麗。
お菓子の型みたい。
なんか見た事あるのがウヨウヨいます。
わかる人にはわかるけどわからない人にはナンだこりゃでしょうが、ベルトサンダーっていう
ぐるぐる回る帯状の紙ヤスリに木材をあてて削る道具ですが、その手加減が難しいのです。
こいつは木で作った治具がはめられているので、そこに沿わせて木材を置けば決まった
程度にしか削られないという仕組み。
これなんだか分かります?
ひな人形の弓ですって。
なんでも作るところが無くなって守山さんに注文が来ているらしいです。
どうなってんだ!日本のモノ作りは!
こうして「日本の手仕事は障害者が引き継ぐ」という私の乱暴な持論がまた一つ強まった
のでした。
他にも面白いモノや面白い仕掛けがたくさんあったのですが今日のところはここまでです。
名古屋のひょうたんカフェさん、守山作業所さん、ありがとうございました。
名古屋は他にも面白い所、面白くなる要素が強い所が多くて期待値大のエリアかも
しれないと思いましたが、さてこれからどうでしょうか?
それにしてもどこかに行けば何か見つかるのがこの業界の面白い所。
しかし、ネタや情報は貯まる一方でそれを扱いきるキャパシティが圧倒的に不足してる
マジェルカ・・・
どなたか広い素敵なお店作ってくれません?
てか作らせてくれません?
ブツブツ・・・
明日は新潟に行くので、その前に慌てて名古屋レポートを仕上げた私でしたが
マジェルカに最近ヘンなモノが入荷しています。
ヘンなモノその一
ヘンなモノその二
ヘンなモノの紹介の後に最後に一つお知らせというかお願い。
素敵なカレンダーを作っている施設さん、もし良ければ商品をマジェルカにご紹介
下さいませんか。
もしご興味ある方は商品情報を info@majerca.com まで!