全国の福祉施設で作られている手仕事品のセレクトショップ

お久しぶりです。

どうもお久しぶりです。

前回の更新が1月中旬ですから2ヶ月近くのお久しぶりのこのブログ。
2011年9月から書き続けてきてこんなに間あけてしまったのは初めての事。

なんかあったのかって?

ええ、まぁ、なんかあったと言えばあったし、特に無かったと言えば無かった
のですが、なんかすみません。。。

言い訳じゃないんですがここで発信する代わりっちゃなんですがinstagramと
twitterではお手軽&タイムリーにお店や商品の様子などなどを、チマチマと
こまめにアップしておりましたのです。
はい。
ご興味あればどうぞそちらも覗いてみて下さいませ。

そして長い沈黙を破ってここに戻ってきた今日、皆様にお知らせしたい事が
まずふたつあります。

その
マジェルカ地下のギャラリーで、八王子生活館さんの展示を開催!
3/18(金)から。
メンバーさんたちによる手紡ぎや手織りの実演を会場内で行ってくれるので
生活館さんの世界観そのままが現れて、前回開催時にも好評だった展示会です。
タイトルの「さいたさいた展」の通り、ちょうど例年なら井の頭公園の桜も咲き
始める時期ですので花見がてらにも是非どうぞ。
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その
3/23(水)〜大阪の阪急うめだ本店にマジェルカが出店します!
場所はイカした手仕事作家さんやシャレオツなショップさんなどが期間限定で
入れ替わり立ち替わり出店するスペースに、吉祥寺の他のいくつかのお店さんと一緒に
出現します。
昨日今日と展示レイアウトの詰めを行ってましたが、一週間しか出ないのに調子に
乗って吉祥寺のマジェルカと同じくらいの広いスペースをもらってしまって今更少々
焦っております。。。
でも最終的にはそれなりに面白そうなスペースが私の頭の中では浮かんでいます。
(と、言っておきます。)
私は設営と撤収含めた最初と最後しかいない予定ですが、会期中は素敵なレディ達に
お任せしているので西の方の方々、この機会に是非足をお運びくださいませ。

場所:阪急うめだ本店10階「スーク 中央街区」
期間:3/23(水)〜3/29(火)
時間:10:00〜20:00(金・土は21:00、最終日は17:00まで)


とこんな感じですが、あぁ、なんだ、イベントのアナウンスだけしたくてここに戻って
きたのか、と思われたらちょっぴり癪なので、眠いのですがもう少し頑張ってみること
にしますね。

つい先日、久しぶりに「杉並いずみ第二」さんにお邪魔してきました。
マジェルカでは普段は主にフェルトのアクセサリーでおなじみですが、他に知る人ぞ知る(?)
刺し子ふきんでもご存知の方も。
この刺し子ふきん、元々はお邪魔した時、無茶苦茶に刺して縫った大量のふきんが入った
足元の箱を見つけ、その迫力というかなんちゅうかに興味を持って聞いたら
「これ練習用にデタラメに(と言ったかどうか)縫った物で売り物にならないんですよ〜」
とおっしゃるので「おっしゃ、ほなら全部ウチが引き取ったるで!」と気っ風のいい男前な
商人のように言ったか言わずか、というか別に言ってないんですけど全部買い占めたという経緯が。
それは確かに縫い目に引っ張られてクシャクシャになってたりで、とても綺麗に整ったふきん
とは言えないのですが、試しに店でだしてみると人気商品に。
ただ、その後新たに注文をするようになると、そのワイルドさというかなんちゅうかが
いつのまにか消えてきれーいなお上品な刺し子になってしまったというオチが。。。
ソレはソレでもソレをヨシとして下さるお客様もいるのですが、奔放さというかなんちゅうかに
惹かれた身としてはさみしいなという思いを抱えて過ごしていたこの頃だったのですが・・・
なんと、なんちゅうかが戻ってきていたのです!
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担当のYさんも嬉しそうに「また自由な感じが戻ってきたんですよ!」と
(そうか、なんちゅうかってのは自由な感じってことだったのか・・・)

なんちゅうかを作るメンバーさん
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こっちはこっちで!
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なんちゅうか丸が好きなんです彼女は!
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たたんであるのを勝手に広げて興奮する私でしたが、実際嬉しかったですね。
そしてふと真顔で、「これどの位かかって出来たんですか?」と聞けば
「2週間位ですかね」と。
「なるほどねぇ・・・これをこうしてああして切ったら何枚取れるから一枚◯◯円で売れば・・・」
なんてYさんと顔を見合わせてニヤ〜っと話してるとまるで悪い企みするいやらしい商人
みたいな気分に。。。
いや、でも悪いことしてませんから、ウチのやり方で迷惑するのは障害者の作る物を安く
買いたい人と安く売りたい人だけですから。

刺し子だけでなくもちろんフェルトも絶賛制作中!

杉並いずみさん、フェルト製品でも面白い新しい商品作っていてその場で発注。
他にも色々と発見。
久しぶりなのに私の名前を覚えてくれていて声をかけてくれるメンバーさんもいたり。

さて、この杉並いずみさん訪問の前の週には、ガラスアクセサリーや阿山さんの絵でご存知の方も
多い八王子の「木馬工房」さんに訪問もしています。

とある取材の同行と商品の仕入れを兼ねて行ってきました。
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至近での撮影にもまったくひるまない阿山さんにこっちがひるんでしまいます。。。

マジェルカでもポーチに使わせてもらっている「水牛と鳥」
後ろの方は遠くじゃなくってほぼ横にいるんですからこの作品の大きさには圧倒されます。
しかも板だから重いんです。
先日マジェルカにひょっこりと阿山さんがご両親と一緒に来て下さった際にお母様に伺ったの
ですが、これだけの大作ですが、阿山さんは一気に描き上げたそう。
その集中力も他の作品時に比べてもものすごかったそうなのです。
大きいけれどマジェルカの地下にはなんとか運び込めそうなのでお借りする約束もしてきました。
(いつになるかはお楽しみに!)
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以前に見た事のない素敵な作品があちこちにあっていつも新鮮。
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写真撮れなかったのですが、マジェルカで木馬工房さんといえばもう一つはガラスのアクセサリー。
実際に作っているメンバーさん自らアドバイスを求めてきてくれるので「こういうのが欲しいです〜」
とか「こういうのだったら売れると思います〜」とか

近頃少し足が遠のいていた現場への訪問の機会が続いた事で、私の場合は自分自身のモチベーション
を維持する為にも現場に行く事がとても大切なのだなという事を改めて実感しました。

杉並いずみさんの刺し子とフェルト、織り製品、そして木馬工房さんのガラスアクセサリー
阪急うめだにも出品します。
それに販売はしませんが、なんと阿山さんの作品も少しお借りして展示させてもらいますよ。

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明けましておめでとうございます。

皆様明けましておめでとうございます。

マジェルカは新年は2日から営業しておりましたが、
今日あたりからお仕事初めの方も多かった様子ですね。

ご報告ですが、今年1月からマジェルカは株式会社として法人化させて頂く事となりました。

「今まで違ったの?」と感じられる方もあるかもしれませんが、確かに今まで法人で
ないにも関わらず色々なお仕事をさせて頂く機会を様々な相手先様から頂戴していた
のには感謝です。
ただ、やはり求められる機会も増えてきたものでやっとここらで重い腰を。

また「いまさら!?」という方もあるかもしれませんが、やる事、目指す事はこれまで
とほとんど変わるつもりはありません。
ただ、もう少しやれる事がありそうだという思いがある時点からあったものの延ばし
延ばしにしていただけだったりしたのです。

とはいえ残念ながら急速に物事を運ぶ事がどうにも苦手な私なので色々と少しずつ。

皆様にはこれからもマジェルカを見守って頂ければと思います。

さてさて今週末1/9(土) 1/10(日)は以前にもご案内していた「アーツ千代田3331」で
マジェルカ臨時出店となります。
(吉祥寺も通常通り営業してますよ)
ここで投げかけたお手伝いの募集にも学生さんからご連絡いただけ、準備万端で(たぶん)
望みます。
営業時間はギャラリーで開催中の下記の「ポコラート受賞者展」に合わせて12:00-19:00
の予定。

私藤本は基本吉祥寺ではなくこちらの会場にいる予定(たぶん)
普段の吉祥寺では中々ゆっくりお話しとはいかないのですが、ここではスタッフもたくさん
いてきっと手持ち無沙汰(?)にしていると思うのでご相談やお話しをしてみたいという方は
おいでになってお声がけくださいな。

出店といえば少し先のお話しにはなりますが3/23〜3/29に「阪急百貨店うめだ本店」に
出させて頂く事になりました。
そこで、設営から販売、撤収までその期間通してアルバイトしてくれる方いませんかね?
興味ある方はご連絡ください。

さて吉祥寺マジェルカでは「クラフト工房ラ・まの」さんの「ネコとマフラー展」を年を
またいで開催中ですがネコもマフラーも評判良しです♪
途中から展示を奥から手前のスペースに変えてずらっと並べてからはなおさら。

並べているこちらもあまりにカラフルで楽しい気分になりますよ。
1/6までの予定でしたが少し伸ばそうかなと(ラ・まのさんに相談まだしてないけど)
とりあえず今週末の「アーツ千代田3331」には出すつもり。

他にもショップに仲間入りした新商品をご紹介。

以前に地下で展示してくれた「あとりえトントン」さんの革靴ネックレスが可愛かったので
追加で製作してもらって入荷してみました。
こうやって並べるとまた可愛らしい。。。
¥1500なり。

トントンさんからは可愛らしいだけでなくカッコイイこんなものも。

革製PCケース。
2年くらい前に私が自分用に欲しくて作ってもらって今でも愛用しているものを何故か
いまさら商品化しました。
カバンに入れずにそのまま持ってもカッコイイし、私は良く折れたら嫌な書類などもPCと
一緒にこのケースにしまって持ち運んでます。
PCを出してこのケースを使わないときはクルクルとヒモで巻いておけて、それもなんか
カッコイイと思ってます。
¥12,000なり。

最後に出来たて届きたてほやほやの一番ホットな新商品のご紹介。

おなじみとなりつつある「かうんと5」さんのマスクマンの新商品。
ふせんです。
こちらはふせんを作りたいという「かうんと5」さんのご希望に対して商品のデザインから
製作までをマジェルカで担わせて頂きました。
マスクマンのキモかわいさが存分に出ているかなと。
お求めは直接「かうんと5」さんへお問い合わせ→
またはマジェルカwebショップから。


そういえば私、今年からメガネデビューしたんです。
片目だけが極端に悪いいわゆる「ガチャ目」というやつで、ほぼ片目で
子供の時から生活してきたので不便を感じないというかそれ以外を
知らないで生きてきたんですが、近頃色々負担に感じてきて。
それに奥さんから「アンタ顔つきあんまりよくないけど客商売なんだから
メガネでもして少しソフトにしたらいいかもよ。」と悪口のようなアドバイスの
ような事を言われたりもして。
結果、視界がクリアになって景色が明るく、そして良く見えるようになりました。
コレはとてもいい。
視界が明るいと気持ちも明るくなります。
最近は天気も良いのでなおさら。

常にしてる必要もない程度なので今はしたりしなかったりですが。

とりとめのない話題満載で始まった今年のマジェルカのブログですが
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

JUGEMテーマ:雑貨shop

今年もお世話になりました!

あっと言う間に今年も今日で最後の営業となりました。

“今年も”が付かないとあまりにホロ苦くなってしまうところ
ですが、そこは沢山の方々のおかげで来年も宜しくお願い
しますって感じで終えられましたDocomo80

今年もお世話になりました。

2016年の年明けは1/2から営業します。
(1/2は17時までの営業になります。)

年末からお正月、食ったり飲んだりに飽きたら吉祥寺散策
はいかがですか、マジェルカは2日から営業しています。

せっかく実家に帰ってきてもゆっくりしてなさいと言われて
やる事なく手持ち無沙汰になったらマジェルカへでもいかが?
2日から営業しています。

お正月休みを使って東京方面に遊びに来るのなら吉祥寺まで
足を伸ばしてみては?
マジェルカは2日から営業ですよ。

ここで、初めてマジェルカへ来て下さる方へ一つ注意を。
店の名前を「マジョリカ」とか「マジェリカ」と間違われる
方が後を絶ちません。
私の妹でさえ何度言ってもマジェリカとしかよんでくれない
のにはほんのりと悲しくもなりますがそれはさておき、ネット
で検索して来られる場合「マジェルカ」ではなくうっかり
「マジョリカ」と調べてしまうと、すすきのにあるアニソン
コスプレバーがヒットする模様です。

そこはそこで楽しそうですが・・・

吉祥寺のマジェルカ、1月2日から営業しています。

来年もマジェルカをどうぞ宜しくお願いいたします。

マジェルカスタッフ一同

 

出来るだけラクしたいですよね

先週木曜日は川崎、翌金曜日に宇都宮と二日続けて福祉施設の職員さん向けにセミナーを

やらせて頂いてきました。

少し前はあちこちとそういったセミナーに呼んでもらっていた時期もありましたが、

始めの頃はフレッシュだったマジェルカの活動も時間とともに傷みが出てきたり、

なにより福祉業界全体として、モノを作って施設の利用者さんの工賃をアップさせる事への

関心が下がった事(たぶん)なんかもあって最近はとんとご無沙汰していました。

そんな体もなまっていた中で2日続けてのセミナーは、会場では適当にやっているように

見えても結構気力体力消耗するもので、終えてみると自分でも意外なほどに疲れが残って

いたりします。



さてさて、今日のお題は今回に限らず今までそんなセミナーに生意気にも講師という立場と

して障害者福祉施設で働く皆さんと接してきたワタシが、その多くの方が待つ思い、という

よりは考え、というよりは意識、というかむしろ無意識に、しかし根強くほぼ共通して持って

いると感じる事。

それがタイトルにある「出来るだけラクしたいよね。」なのです。

「できるだけ楽しみたい」ではなく「できるだけ楽したい」です。



ちなみに私が主に関わるのは「モノを作る」とか「モノを売る」部分の活動であって、

その他の活動に対してはどうなのかは知りません。



なぜそう感じるかというと、マジェルカでの実践から、上にも述べたようにワタシが呼ばれる

のは「モノ作り」とか「モノを売る」事に関するセミナーが主です。

そして「モノづくり」といっても作る事それ自体を目的にした内容ではなく、その先の売る事

を目的に、出口を意識した(してもらう)内容になっています。

また、そもそも主催者側もそれを期待して(たぶん)お声がけ下さっているので、そんなセミナー

のテーマは「売れるモノづくり」とか「営業力」とか、より具体的に「工賃向上」といった内容

に設定したり、されていたり。



だから参加する事業所と参加者さんはその点に興味をもって参加されているはずなのです(たぶん)



・・・ですが



「売れる為に何をしていますか、何をしたいと考えていますか」という問いかけに対しては

コレ、本当に多いのですが、まず出来なかった理由や、出来ない理由ばかり滔々と述べられます。

もちろん私と違ってそんな活動ばかりに専念できるのではないので無理もないと思える点も多々

あります。

ただ、どうすれば良いか、それがわからないからわざわざこんなセミナーに参加していると

いうのもあるのでそこはまぁある程度目をつぶって「ですよねぇ〜」って感じです。



・・・ですが



こちらから提案する事に対しても一つ一つ出来ない理由をおっしゃる方が結構な割合でいます。

しまいに

時間がないから無理、人がいないから無理、お金はかけれらないから無理(必ずしも引っ張って

これ無い訳でなくても)、利用者さんのスキル的に無理、センスないから無理、やった事ないから

無理。。。

最後なんか言ってる意味わかんなくなってきてますが。。。



「アレもだめ、コレもだめでは、一体なんだったら出来るのでしょうね?」というと

「・・・・」



売れるようにしたい、売れるモノを作りたい、そんな思いは皆さん本当は持っているのですが、こんな

やり取りをしてきて思うところが結局

楽して売れるようにしたい」「楽して売れるモノ作りたい」のだなぁ。



さて、コレってどうなんでしょ?

楽して売れる物つくったり、楽して売り上げを上げたいだなんてあまりにも虫が良くはないですか?



手間もお金もかけずに結果なんて出せるワケがないじゃないですか!



どれだけ手間と時間かけて作るか、どれだけ設備や材料にお金かけるか、どれだけ足を使って片っ端

から営業するか、障害のある方達がせっかく頑張って作る物ですもの、作るのも売るのも手間を

惜しまずにやらないと!

利用者の彼らにとっても申し訳ないじゃないですか‼︎



プンスカ‼︎ (。`Д´。)ノ





え?



言ってる事がウソくさい?



「・・・」



バレました?



えぇ、後半ウソです。



いやぁもっとラクする事考えましょうよ〜



長くなったのでこの話の続きはまた次回( ̄ー ̄)ノ





マジェルカでもクリスマス





マジェルカのクリスマス、今年は特に目立った新しい内容は予定していないのですが店内を

クリスマス風味に味付けしてみなさまをお迎えしたいと思います。













マジェルカの商品はどれも色んな方の優しい気持ちに育まれて出来上がった商品たちなのです。

送られた相手の方にもきっとそんな優しい気持ちが伝わるクリスマスプレゼントとしてぜひ。





優しい気持ちが伝わるかわからないけれど、クリスマスっぽくはないけれどこんなのも・・・笑







ご用意したクリスマス限定のかわいい商品の一部はwebショップでもお求めいただけます。

マジェルカという場所

ご本人の了解を得て書きますが、マジェルカのスタッフとして関わってくれている方の中に
鬱病の方がいます。
聞けば以前の職場ではなかなかなハードワークだった様子で、それが直接的な原因と
なったようなのです。
そして障害者手帳も持っているので一応「障害者」って事になっています。

そんな彼女も働いているマジェルカですが、その活動は皆さんもご存知の通り障害の
ある方達が作ったグッズの販売が中心です。
けれどもマジェルカの場自体は、マジェルカが取引している福祉施設さんのような
障害のある方が働くことやそれも含めた生活への直接の支援をする場所ではありません。
ついでに、そういう場として活用するというつもりも今のところは考えていません。

それは、マジェルカが今目指したい事や考えている事からすると少しずれてくるから、
また、今のマジェルカの状況を考えるとそうなのです。

ですから彼女に働いてもらうようにしたのも、障害を抱えているからでも、彼女を支援する
意味からでもありません。

それでもマジェルカは働く場として色々な意味から私始めスタッフの為の場ではあります。
ではありますが、ショップとして外から見た時にマジェルカという場は、働く人の為ではなく
ここに来てくれるお客様の為の場、モノを売る場、買ってもらえる場でなくてはなりません。
そして、それによってショップとして維持、運営出来てこそはじめてそこで働く私たちの
為の場となりえるのです。

そういうわけですから、そこの(マジェルカの場の維持、運営に繋がる)働きが、こちらが望む
範囲で出来さえすれば障害の有る無しに関わらずこの場で働いてもらいたい相手になります。

その点をもって冒頭の彼女にはスタッフとして関わってもらっていますし、私よりも
よっぽど接客対応は良いので(本当に)こちらが可能な範囲で来てもらう日も増やして
もらったりもしています。

ただ、そういうものを抱えているという事で、私にはとても理解出来ない事もあるのだろうな
と思いつつも、足が悪い人にはその点を気遣うように、計算が弱い人には他の仕事をさせるように(?)
少しはその点を気に掛けているつもりではおります。
(本人は最初から全然キビシイって言ってますが・・・)

ついでに言えば、手帳を持っていていわゆる「障害者」という立場の方と直接一緒に働くのは
初めてなので、主に私自身の意識の気づきの面で勉強にもなっている事もあります。
(うまく言えない、なんのこっちゃ⁈)

そんなマジェルカなのですが、外部の福祉施設さんが活動の一環としてここの場を
ご利用になる(っぽい)場合がままあったりします。

例えば最近のケースだと。

ケース1
スタッフさん、メンバーさん総勢10名位でおいでになりました。
どなたからも挨拶されたり話しかけられたりは無かったのですが、それだけ大人数
で来れば目立つし、会話している内容などから福祉関係だとわかります。
興味深そうに店内を隅々見て回りあれこれ手にとっている方もいれば、飽きて外へ出て
行く方など。
中でも早々に飽きた管理者っぽい男性は「またココに集合な!」と他の方に声をかけて
最終的に皆さんが帰られるまで一時間位の間に何度も出たり入ったり。
そして皆さん最後は店の前で集合写真を撮って帰られました。

また、その数日前・・・

まず事前に、職員さんから「活動の一環でお邪魔して良いか」とメールでお問い合わせを
もらいました。
そもそもマジェルカは営業時間中はいつでもどなたでも入って来て良い雑貨屋ですから
どうぞ。と。
ただ、メンバーの行動を記録におさめるとかなにか助成金を受けての活動だそうで、店内で
メンバーの行動の様子を撮影したい、とのこと。
そこは他のお客様やウチの営業活動の邪魔にならないようにやってください。と。
ウチとしては積極的にではないですが、まぁいいですよ。と。
当日、予定の時間、彼らに会いに来たご様子の方がマジェルカに何名か集まり始めてました。
それから相当経ってからやっと皆様がご到着。
スタッフさんが挨拶に来たので名刺を出してご挨拶したら名刺もなく名乗ってももらえず、
でも、メールでやり取りした方だと思ったらそのご本人は「外で車で待機してる」そう。。。
「はぁ、そうですか・・・」
その後は先に来ていたお知り合いと盛り上がりながら皆で移動されて行きました。
この間ものの3分位。。。

ちなみにこちら福祉業界内ではそこそこ知られていてご活躍もされているみたいです。

またまたその以前には

注文していた商品を納品にある施設さんがメンバーさん、スタッフさんが大勢で来られました。
カウンターで検品の為に私の前に広げた商品の前に皆さんがズラッと集まり、スタッフさんが
利用者さんに「◯◯さん、それじゃぁ数えて下さいね。」と
それから「い〜ち」「に〜ぃ」・・・・・・「さんじゅ〜」と目の前で終わるまで付き合いました。
その途中では商品を持ったお客様もカウンターに来られたり。
その後でスタッフさんには「納品、これからは送ってください。」とお伝えしました。

他にも似たような事は多いです。
メンバーさんに対してスタッフさんが「はーい!今日は買い物はしませんよ〜!」と大きな声で
いいながら見学されたり、見るのに飽きて時間を持て余したメンバーさんやスタッフさんが入り口
や通路にたむろしてお客様をシャットアウトしたり。(もちろん注意しますが)

「買い物はしませんよ〜!」はあまりに露骨だとしても皆さんに一貫しているのはショップである
マジェルカに来られてもお買い物はされないという事。
見学などそれ以外だけが目的の様子。

もちろん見に来て頂くのは全然構いません。
見学料なんてものは頂きません。(もらおうかな・・・)
それが普通にモノ売るお店の形ですし、普段、通りを歩いて入ってくれる方々も、何を買うという
わけでもなく、また、目的があるわけでなくとも入ってこられますから。
欲しいモノがあったり、欲しくなったりしてくれれば買って頂けばいいし、それが無ければ買わ
なければいいだけ。
雑貨屋なんて特にそんなモンです。
むしろ欲しいと思ってもらえないのはそう思ってもらえるモノを置けていなかったり、そう思って
もらえる売り方が出来ていないこちらの問題。
買わなければ裏から怖いお兄さんが出てきて買うまで帰らせてくれないなんて事もありません。

でも、上の福祉施設の方々の場合は明らかにある目的にマジェルカという場を使う為だけに来られます。
それは私たちがメインとして意図しているモノを売る為の場としてここを作っているという事は結局は
全く無視をしてご自分たちの欲求を満たす事だけを目的に。
そして、同じように見学に来てくれても、そのこちらの意図を理解して、お買い物をしてくれる方々も
片方ではたくさんいらっしゃる。

お行儀というかマナーの違いですかね?

最初から「欲しいのはヒントや情報だけでモノは買わない!」ってのも百歩譲ってアリです。
その場合のコツを教えます。
その場合はそんなモードを出来るだけ私たちスタッフには見せないでください。
間違っても声に出したりしてはいけません。
私たちのテンションが下がるので。。。
嘘でも「これ欲しい〜!どうしよっかな〜」と迷ってる風を装ってみてもいいでしょう。

「買わない」とか「買ってくれる」とかセコい話しをしながらも、私自身マジェルカが単にモノの
売り買いをする為の場だけとしているワケではありません。
逆の見方をすれば、その甲斐あって何も買う気はないのにショップであるマジェルカにわざわざ
来る人たちがいるともいえます。
ただね、おかげでそうやって皆さんが興味を持って見に来てくれるそんなマジェルカ。
その場を維持していけるのは商品を並べているから、ではなくて、売って商売しているからなのですよ。
そしてまだまだ力やらなんやら色々と足りませんが、その為の場作りにこだわっているから。
そういう方法で障害のある方々が作るモノやコトを世の中に知ってもらうのが他でもないマジェルカの
やり方ですし、だからこそ他ではないウチだから出来る事もあるという自負も持っています。

ショップとして外から見た時にマジェルカという場はここに来てくれるお客様の為の場、モノを売る場、
買ってもらえる場でなくてはなりません。
そして、それによってショップとして維持、運営出来てこそはじめて障害のある方やその支援をされる
方々がここでヒントや価値を見つけてもらえるかもしれない場ともなりえるのです。

マジェルカみたいな店って他にそうは無いじゃないですか。
きっと他の雑貨屋さんやセレクトショップにどやどやっと見学だけに行くような事やりませんよね?
障害のある方が作る製品を扱うマジェルカだから許されると勝手にどこか思ってるんですよね?

ダメですよ。

「障害者理解をもっと社会に広げるぜ!」的な事言ってても受け入れられそうな狭い世界の相手だけ
してては。
しかもそこででさえきちんと振舞えないなんてのはよそ行ったら全くダメでしょ。

マジェルカだから障害のあるメンバーさん一人だけで営業に来させても後からなんのフォローも
しないんですよね?(たまにあります)
きっと障害者と関わるマジェルカだからいけるかもと思ってるんですよね?

ダメです。

それにきちんと評価と検証をして下さい。
もしかしたらもしかしてもっと生産性があるお仕事に高められるかもしれないじゃないですか。
それともそんな事ハナから考えてないって?
とりあえず行っとけみたいなの、せっかく頑張った彼らの働きに対して失礼です。
彼、障害で言葉が聞き取りにくかったでしたが元気でなんか良い感じでしたよ。


福祉施設の運営やそこで働く事、とても大変でなおかつ意義のあるお仕事だと思ってます。
ご自分たちでもきっとそう思っていますよね、そうあるべきだと思います。
だからと言って自分たちがやっている事の価値ばかりに目がいって相手の意図や利益を無視しては
ダメですよ。
商品を買う、買わないという話は体質が端的にあらわれているなぁと実感しただけの話です。
もしかしたら癖になっているのかもしれないそこの意識を変えるだけで可能性が開けるのではないかと
思っていたりもするのです。
外と繋がる方法をあれこれ考えた時に、相手から何かを得る事ばかりを考えるのではなくて、相手に
何を与える事が出来るのか。
実はご自分たちが思い込んでいる以上に、周囲に与える事が出来る価値を持っている、または生み出す
ポテンシャルを抱えていると思える福祉施設さんは多いと思って日頃見ています。
それを見つけるのがワクワクするのと同時に何故もっと積極的に出さないの?とも思っています。

「もったいない」
私がマジェルカを始めるきっかけになった思い。
当時とは少しその中身が変わっても「もったいない」がいまだにあっちこっちで。


補足(いいわけ)
名前は出さずとも相手やその行動の内容を書くのもどうかと思いました。
また、周りから顔の見えたり見えなかったりする意見も受けて近頃は私なりにそういうのを以前より
控えてはいたのですが、やはりマジェルカは、日々様々な方が行き来する生の現場を、しかも他には
あまりない立場で生きているので、その中の出来事から感じたり考えている事をお伝えしてなんぼだろうと。
この場をただのはけ口にする事にならないように気をつけながら。
おせっかいでも私の立場として伝えたい事は伝えるけれど、それをどう捉えるかは相手次第で良いよねと
少しシフトを入れ替えました(戻しました?)


さて、お口直しに新商品ではないのですがご紹介。

岡山県のNPO岡山けんかれんが運営する福祉施設「ふぁみりお」さんで作っているデニムの
コサージュです。
ある日吉祥寺のマジェルカに広島県でも岡山にほど近い福山市でデニムのインディゴ染めを
中心にされている坂本デニム(株)さんがおいで下さって、製造の過程でたくさん出る端切れや糸を
何か活用したいとのご相談で、地域的にも近いふぁみりおさんにご連絡したところ早速坂本デニム
さんへ足を運んで下さいました。
そのデニム地を見せて頂き、私たちマジェルカの方でふぁみりおさんに、こんなモノ出来ませんか?
とご提案して出来上がったのがこのデニムコサージュ。

とてもカラフルなモノが多いマジェルカ、特にアクセサリーは。
そんなマジェルカの中で、派手さはそんなに無い分優しげな雰囲気を放っていて、他のモノでは手に
とって頂けないお客様に喜んで頂いています。

ごめんなさい。。。
紹介しておきながら今は吉祥寺のショップ限定です。
近日中にwebショップにUPしますね。
でも、同じ「ふぁみりお」さんで作る違う形のデニムのアクセサリーはこちら
これも素敵ですよね。

これから少しずつこちらでも商品の紹介もしていければと思っています。
 

つらつら

10/2(金)からはじまったスタジオクーカさんの展示が昨日で終わりました。

さすがクーカさん、私もとても楽しませてもらいました。

先週末のさやかさんのライブペイントに続き、先日の土曜日にはケイコさんの「似顔絵かきまる会」
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マジェルカスタッフも楽しませてもらっています。

翌日の月曜日にはご両親と妹さんとご一緒に地下のケイコさんの展示を見に改めて来てくださいました。
私が3年前にケイコさんに描いてもらった似顔絵をあげた先日のブログを見てくださったお母様から
「まだ取っておいて下さったんですね!」と言われて「え、えぇ・・・もちろんですよ!」ととっさに
答えましたがお母さんゴメンなさい・・・
あの画像は当時のブログの画像を持ってきたのです・・・
でも描いてもらった絵は本当にとってあります。
他にもいろんな方に書いてもらった私の肖像画(?)が溜まってきたのでそれらを展示しても面白いかも
などと(別に誰も見たかないだろうけど)

最終日の昨日月曜日は「辻太郎招福くまで」の販売にこの方がおいでに。
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はっぴに書いてある通り何にでもご利益があるという太郎さんお手製のこのくまで。
店内にいるお客様に片っ端から声かけます。
「スタジオクーカでーっす!」

例外なく皆さんギョッとされるところにたたみかけて。
「あなたの幸せを願って私が作った熊手です(とかなんとか)」
「そのご利益は 恋愛成就、家内安全(とかなんとか)」
「実際にご利益があった方から 無くした小銭が出てきたとか結婚できたとか(とかなんとか)」
たいがいの方は面白い口上を聞いて途中で笑い出して最後まで聞いてくれますが、さすがに中には
「ナニコノヒト・・・」と気味悪がって逃げる方もいて、太郎さんもそんな相手によって口上も
滑らかだったり、明らかにテンション下がってるな〜って感じだったり。

そんな様子を観察していると(ご迷惑だったお客様には申し訳ありませんでした)一種の社会実験に
立ち会ってるようにも思え(大袈裟?)実際興味深かったです。

中には不快になるお客様もいるかもな・・・と少し不安もあったのですが「今日はよく売れたよ!」
と太郎さんがとても嬉しそうにしてくれたのには私も嬉しくなったし、結果的には良かったと思えた
のでした。

そしてこの日はこんな太郎さんの他にもキャラが濃い目のメンバーが3人ほど一緒に来ました。
(スタッフMさんお疲れ様でした)

こんな感じで他の日もメンバーさんが何人も一緒に同行してきてくれたりご家族ときてくれたりしたので、
改めて数えてみたらこの展示期間中にマジェルカに来てくれたメンバーさんは総勢で10人も。

さやかさん、ケイコさんの他に今回の4人展のメンバーでもある友里さんはご両親と一緒に。
その作品と同じようにご両親ともどもとても優しい感じのする方でした。
もう一人の勇気さんは作品の陶器人形が「この間売れたんだよ」っていっても携帯ゲームかなんかをいじり
ながら「ふーん」とどこ吹く風(笑)
ふふ、クールです、素敵です。。。

他には、クーカグッズにその作品が結構採用されている水野さん、お話するのは私今回初めてでした。
一見女性が描いたかと思われるような線が細くオシャレチックな作品を描く彼ですが体格の良いメンズです。
「素敵な絵描きますね〜」とか「評判いいですよ」とかゆうと体格の良い体をひねり、頭かきむしりながら
「え〜!そんなことないよ〜」とか、しまいには「あの時はあんまり調子良くなかったんだよね〜」とか、
分かりやすいくらいに照れてるのが面白かったりして。
(その後、頼んでもいないのになんか描き始めてたし・・・)

こうやってふだんマジェルカの店先に並ぶ商品を手がけている人たちを知るのはそれを売る私たちにとっては
とても意味があります。

他にも皆さんとても個性的なメンバーで、おかげで楽しかったです。

たくさん来てくれたのはメンバーだけではなくてクーカメンバーのご家族もたくさん来てくれました。
たいていはメンバーさんと一緒に来てくれるのですが、中には本人いなくご家族だけでとかも。

クーカさんがあるのは神奈川県の平塚という地、決してマジェルカのある吉祥寺とは近くはありません。
それにも関わらずスタッフに連れてこられるメンバーだけでなく、ご家族も続々と来てくれる事、それに
加えて、こちらが恐縮するほど皆さんから感謝のお言葉を頂いてしまうのはそんなつもりではない私に
とっては少し意外でしたが嬉しくもありました。

きっとクーカさんの展示やイベントっていつもそうなんでしょうね。
(とはいえ内輪だけでなく外のファンも多くいるのがクーカさんのすごいところですが)

この間に見たり感じたりしたそんなこんなを、搬出が終わり、これからここから帰ったら一体何時になるん
だろうなぁ・・・と心配する私をよそにワーキャーと元気にはしゃぐメンバーと、そんな彼らを連れたスタッフ
Mさんを見送った帰り道につらつらと考えてしまい、思ったのが、スタジオ クーカという場や活動やスタッフが
メンバーやその家族にとって、本当に近いものだからなのだろうなと。

うまくは言えないのですが、他に行き場が限られる障害のあるお子さんを、日中ただ通わせる為の機能だけ
としての場ではない。

メンバーにとって、ここじゃなきゃいけない。
そしてご家族の方はそれを実感したい。
クーカさんはそこでなければ出来ない事をそれぞれのメンバーに対して。

一つはそこなのかな、
本人にとって、そして家族にとって別に他所でも良いのか、そこじゃなければならないのか。
事業所側では、メンバー個々に対して他所でいくらでも置き換えられるような価値を与えられるのか、
それともそこでなければ生み出せない価値を提供出来ているのかという。

なんだかなに言ってるのかわかりにくくなってきましたかね。

なんにせよ今回触れ合ったクーカのメンバーは皆元気があって楽しそうでした。
だからこっちも周りの人も楽しくなります。

クーカさんと一緒にこういった活動をしたのは久しぶりでしたが、やはり楽しいなぁと改めて実感。

楽しい楽しいってしつこいですが、思い起こしてみるとマジェルカを始めた頃は障害のある方々と
関わる際の距離感がいまいちわからず(今も分かっているとはいえませんが)
おかしな事をしているので笑いたいけど笑うのはいけないと思ったり。

思えばクーカさんやそのメンバーとのお付き合いの中でその辺の距離感がつかめた部分は多かったかも。
昔、クーカの施設長さんに上のような距離感の話をしたら「笑っていいんです」って言われたのを
覚えています。

なにせこっちはチョットすましてるのにグイグイ来る。
「ちょっと近い近い」といいながら持って行かれてしまいに笑える。
だから楽しい。
(太郎くまでがまさにそうでしたね)
そんな彼らの描いたアート作品だからなお愛着が持てる。
(水野さんの絵にも愛着が増しました)


障害者アートと呼ばれる世界が本人や家族の思惑や利益(お金じゃないよ)を超えて
「楽しい」を離れて「素晴らしい」ばかりになってしまいませんように。
「グイグイ近寄って来る」んじゃなくて私のような凡人にとって「特別な遠いモノ」になって
しまいませんように。

そういえばスタジオクーカさんの法人はその名も「株式会社愉快」だったのを思いだしました。


さて!マジェルカ地下のギャラリーでの展示のご案内。
10/14(水)〜10/19(月)

吉祥寺で個展を開く場所を探している際にウチを見つけて気に入って下さいました。
Scan0076.jpg
懐かしい景色。
私好きです。

ミニチュアハウスも展示されるそうです。楽しみ。

お気軽にどうぞ。

本日9月11日を持ちまして・・・

本日9月11日を持ちまして、マジェルカが西荻窪で開店をしてから
ちょうど4年が経ちました。

かといって特に店として記念イベント的なことは何もせずに昨日と同じ一日。
帰ってから家でのんびり缶ビールで乾杯するくらい。
(あら・・・それも昨日と同じだ)

一年前のこの日は吉祥寺に移転して2ヶ月が経った頃。

普段は一年前を思い返してその頃のマジェルカがどうだったか、自分が何を考えて
いたかとかはあまり考えないのですが、マジェルカを始めた頃はアレやコレやが
どうだったという事を考える事はしばしば。

あれからは店舗だけではなく様々な点が随分と変わりました。
大変だったし不安もとても大きかったけれど(今でもですが)、あの頃は福祉業界の
多くを知らないまま、ほぼ手探りで始めたので知る事や見る事のほとんどが新し
かったし楽しくもありました。
そしてそれから4年、
当初と比べるとマジェルカや私のスタンスは明らかに変化は
しました。
以前の一種の無邪気さも無くなってしまった様に自分自身でも感じていますしいつも
悩みながら進んでいます。


それでも全く4年前と変わらない部分があります。
それは、障害のある方々の作り出すモノの中に価値と可能性を感じ、そこに賭けて
始めたそもそもの思い、それは今でも私の中で変わる事なく、この仕事を続けていく
力になっています。

下はマジェルカのあるパンフレットに載せている文章です。
マジェルカの目指すところ、そして役割はやはりここだと思って改めて。。。



 障害のある方々が作っているからこその魅力と価値が溢れているモノは実は
 まだまだたくさん
あります。
 しかしそれらは残念ながら世の中の多くの人々には知られていません。

 また、そのような魅力あるモノ、価値あるモノでもお客様から「買いたい」
 あるいは「欲しい」と思われ
なければ世間においては「商品」として成立しません。
 そして、出口もないままに作り続けても、それは「活動」ではあっても「仕事」とは
 いえません。

 また、それによって達成したい思いや目的もあいまいなまま続けているとすれば
 「活動」とすらいえな
いかもしれません。

 マジェルカは、買い手であり使い手であるお客様と作り手である施設の真ん中に立ち
 そのどちらの視点も身近に感じられる立場で活動を続けてきました。

 だからこそ福祉施設で障害を持つ方々によって作られる製品が持つ意味とその価値を
 私たちなりに理解し、また同時に世の中の市場でそれらをどうやって伝えるのが良い
 かを常に考えて実践してきました。


 マジェルカが目指すのは、障害のある方、また、その支援にあたる作り手である方々が
 喜びと自信に満ち溢れ
る事へのお手伝いと同時に、決してそれだけを良しとするのでは
 なく、商品を手にしたお客様、そして商品を扱う私たちをも幸せにできるMarket作り。

 それが社会と障害者との壁を低くする有効な方法の一つであり、また、それを将来持続
 させていく為にも重要な事だと信じています。

 そんな“近い将来”を夢見て私たちマジェルカはこれからも市場を創造し、その活動を
 持続させていく為
の活動を皆さんと続けていきたいと考えています。

是非一歩を踏み出してそんな夢のあるMarket作りをマジェルカと一緒に目指してみませんか。

「マジェルカ」では新たなパートナーとなるお取引先や仲間を求めています。

これからもマジェルカをどうぞよろしくお願いいたします!
 

「優しく見える差別」

ここしばらくちょっと色々とありまして、しばらくブログをいじっていない間に
コメントがいくつか届いていました。
そのほとんどはいつもの常連さんの彼が私への連絡ノート代わりに使っている
内容なのですが(笑)、一件だけ他の方からも頂いていました。

その内容というのは、私が以前の記事の中で書いた「優しく見える差別」という
言葉の意味を知りたいというコメントでした。
確かにその文脈の中ではわかりにくかったのでこちらで改めて。
その方にとって納得いくお答えになっているかはわかりませんが・・・

私がそこで言った「優しく見える差別」というのは、一見障害のある相手へ
優しさを持って接している様に外から見えるし、自分でもそういうつもりだったりする
けれども実は差別している事があるのでは・・・という事です。

それはマジェルカの活動の中で見たり知ったりしてきた事から感じた一つですが、
障害者に理解がある、応援しているという方が彼らの商品に対する価値を認めて
いないのだなぁと思える事がたまにあります。
障害者が作った製品は安くて当たり前だと考えている人はむしろそういう人たちの中に
こそ多いという気がしています。
マジェルカで扱う商品を「高い」という方が実は障害者を取り巻く方だったりします。
「同じようなモノがあそこではもっと安かったのにココのは結構するのね。」とかね。

あきらかに障害者を差別している方が言えば分かる(共感する意味ではなく)のですが、
障害者を支援している、応援している、と普段言っている人の中にそういう見方がまま
あったりします。

それに対して普段障害者を差別しているわけではなく、それ以前に、特に意識に留めて
いないような人は「障害者の作ったモノだから」というフィルターが当然ですが無い。
その分障害を持った彼ら彼女らの仕事や活動の成果である品物の魅力を評価してくれます。
「安いですね」という方も多くはこちら。
「障害ある方が作った商品なんですよ。」と告げると
「だったらもっと高くても良いくらいなのに。」と言われた事も何度かあります。

とはいえ「評価」には良い評価もあれば厳しい評価もあります。
変なバイアスがかかったフィルターを通さないお客様の目から見て頂いた際に、そのモノ
に対して価格が見合っていなかったり、商品としての価値が今ひとつだったりという
厳しい評価を受けるモノもあります。
(マジェルカはそれらを見極めるためのテストマーケティングの場ででもあるのですが。)

さて、そういった一般のお客様から厳しめな評価が生じるケース。
そのモノの価値を正当に認める、認めないというさっきの場合とは逆転して、この場合には
何故か障害者を取り巻く方々の方がむしろ優しく、甘くなったりする事が多いのはこれまた
不思議でもあります。




マジェルカでは手織りや陶芸、革細工やガラス工芸、その他様々なクラフト制作や
アート活動に携わる障害者福祉施設と一緒に商品の企画や販売を行っています。
福祉施設の現場の方々と関わりながら企画、製造した商品を吉祥寺の「マジェルカ」
を中心とした実際の売り場でお客様に販売を行います。

それらの活動にご自分も関わってみたいという方がいらっしゃればまずはアルバイトかパート
スタッフから初めてみませんか?
その他お店や商品企画などのお手伝いをして下さるボランティアスタッフも歓迎です。
(現在3名の方がボランティアのショップスタッフとしてお手伝いして頂いています。)
まずは電話かメールでお問い合わせくださいませ♪

涼しそうだぞガラスたち!

毎日毎日暑いったらありゃしませんね。

そういえば「毎日毎日」といえば先日食事に入った牛タン屋さんのBGMで
きっと誰もが知ってる(?)あの「泳げたいやきくん」がかかっていました。
流行時に耳にしていた頃まだまだ幼児まっさかりだった私。
思えば「泳げたいやきくん」の歌詞を大人になってからじっくりと改めて
聞くのは初めてではなかろうかと、牛タン齧りながら聞き耳を立てていた
のですが、それが
どんなにどんなにもがいても針が喉から取れないよ・・・”
なんだか救いようの無い状況の中、諦めきった様子が思い浮かぶ歌詞や
“やっぱり僕はたいやきさ”
といった歌詞からは、とうとう自己肯定感が持てなくなっちゃったたいやき
くんの涙ぐむ姿が・・・
「た〜ま〜にはエビで〜も食わなけりゃ・・・ふやけてしっまっう!」
なんて言ってもがいてる小麦粉由来の彼の心を思うと目の前に並ぶ牛タンが
私の喉を通らなくなってしまいました。
(嘘です。ビールとタンシチューもペロリと美味しく頂きました!)
それにしてもあの店、BGMにアリスの「冬の稲妻」とかゴダイゴの「ガンダーラ」
とか、それらが流行ってた当時まだ幼児だったのにこんな曲ばっかり覚えて今でも
ソラで歌えたりするワタシは好きになりました。

さて、本日はここからほとんど写真(しかも大量)でよろしくです!

前回ブログでお伝えした「ジェイアール京都伊勢丹」始まりまして、地元京都からエントリー
したマジェルカのパートナー施設であるスウィングさんがさっそくお邪魔して現地の画像を
送ってくれましたとさ。
いい笑顔のスウィングメンバーさんもチラリと登場!
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伊勢丹の売り場スタッフのA様からもなかなか好調との事でもう早商品追加のリクエストも。
マジェルカ at ジェイアール京都伊勢丹(5階にて開催中)は8/11(火)まで!
限定品も多数あり!急いで‼︎



そして吉祥寺マジェルカで昨日から始まったのが「ガラス展」
前日の閉店後に準備した際にとった画像をこれまた羅列!ただ羅列!
(その日や昨日UPするつもりで撮ったけどダウン気味だったもので・・・)
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「ガラス展atマジェルカ」8/16(日)まで!早く‼︎

毎日毎日こんなに暑いとバテ気味の人もいるのでは?
とはいえ夏はまだまだこれからですよ!

それでも楽しい楽しい夏休みも待っているんですから元気出して行きましょう!


バテ気味で夏休みも無いのにカラ元気を出してお届けしてみました。。。
フフフ。。。
 

ひきこもり

つい先日、マジェルカに久々に日本理化学工業の大山さんが顔を出して下さいました。



父の日の前日だったその日、吉祥寺の先にある武蔵境で、「キットパス」を使った

ワークショップがあったそうで、わざわざ足を伸ばしてマジェルカまで来て下さいました。

そのワークショップの様子を写した写真や、ワークショップで作った作品、「キットパス」

で描いた作品なんかを見せてもらうと

「えっ!?こんな事が出来るの?」

「こんな風にも描けちゃうの!?」

と、大げさではなくて本当にワクワクします。

そんなワークショップの様子はfacebookでもアップされています。⇒コチラ



そんな日本理化学さんの「キットパス」はガラスに描いて消せるクレヨンとしてマジェルカ

でもずっと取り扱わせて頂いていて、以前マジェルカが西荻窪にあったときなんかには

小さな小さな店のガラス面に、当時たまに店をお手伝いしてくれていた子がスタッフとして

働いていた施設のメンバーや、平塚からスタジオクーカさんのメンバーにも来てもらったり

してキットパスを使って可愛らしい絵を、時には店の前を通りがかった人も一緒に混ざりながら

描いたりなんて事をした時もありました。



吉祥寺に移転してからは、店が広くなって入口の間口も広くなったものの、ガラス窓が

あんまり大きくなかったりもするので、ショップインフォメーションやちょっとしたイラスト

を装飾としてキットパス使って描いてはいるけれど、以前のような企画は残念ながらトンとご無沙汰

でした。

そんなところに面白そうなワークショップを教えてもらっちゃったモンだから

「マジェルカの地下室でそんなワークショップをやりたい!」

「自分がそのワークショップに参加して描きたい!」

だからやりたい、みたいなノリで・・・

大山さんも乗り気になってくれました。

っていうかこっちが乗せられたのですが(笑)



マジェルカでキットパスアートのイベントして、「ナニあれ楽しそう!」って感じで色んな人の

目に触れる。

そして勝手にそのうち目指してるのはマジェルカがある吉祥寺中道通りの入口にそびえ立ってる

ユ二◯ロさん、ここの大きな総ガラス張りの道路に面した壁に描いてみたい。

「ココのガラスに色んな人でキットパス使って描いたら楽しいだろうなぁ♡」

自分の所でやれないからって、最近はそんな妄想を脇を通るたびに抱くように。

それで終わらず、しまいにはこの中道通りの中の色んなお店の色んなガラスに色んな皆で色んな絵

を描くみたいな。

これ楽しそう!



実はコレ、去年から川崎の福祉事業所が集まっての「モノ作りミーティング」という、参加施設

の方々にとってはなかなかにシビアでハードな(従来の福祉施設向けセミナーとしては)月例セミナー

の講師を、代表の須藤さんからお声掛け頂きご一緒させてもらっているピープルデザイン研究所さんで、

以前に渋谷区の商店街で、やはり日本理化学さんのチョークを使って大人も子供も、障害者も

そうじゃない人もみんなで道路に落書きするっていうイベントをやっていたのがヒントに。



マジェルカが西荻窪から吉祥寺に引っ越してきたのは、まだついこの間のような気分でいますが、

なんと来月でもう1年になるんだと思ったらちょっとビックリ!

自分が店を離れている事が以前より多かったのもありますが、それよりも元来のひきこもり気味に

戻ったのを反省して、西荻の時のようにもう少し地域の皆さまとコミュニケーションを持っていこうかなと。

そしていつかは街をキットパスで描いた絵で埋め尽くすという野望(?)を実現しましょうかね。



そう、ひきこもりといえばそのピープルデザインさんでは、障害のある方々や、ひきこもりやニートの方々

など社会的にハンディを背負った方々の社会参画のきっかけとなるための就労体験イベントを頻繁に行って

います。


そこで、いつまでたってもひょろひょろなマジェルカを陰で支えてくれる(のかもしれない)

学生団体ブリコロール所属の学生の面々を、

「マジェルカの事ばかりやっていても代表が代表なだけにチミたちにとってあまり勉強にならないゼ。」

という思いもあって、イベント目白押しでボランティアさんは幾らいても大歓迎というピープルデザインさん

と引き合わせたのが昨日の事。

それはそれで学生達は興味と刺激を得たようですが、ブリコロールの代表N(=マジェルカスタッフN)は

就労体験イベントの手伝いにえらく関心を持って、その理由が「自分も引きこもりの気があるから」と。



あちこち走り回ってアッという間に十数人の学生団体メンバーを集めたり、ウチに初めてきた時にも

ロゴだとかなんだとかの「オレ的には余計なお世話だぜ!」な企画提案を突きつけてきたくらいだから

ワタシから見たら「どこが!?」ってな感じなのですが人には見えない闇があるのでしょう。

ワタシにだって見えない闇、ありますから。(え?外部に十分あふれ出てます?)



聞くとピープルデザインさんの就労体験、実際に長い間引きこもっていた方がこれをきっかけに

外に働きに出たり学校に通うようになったりした実際の例もいくつかあるようです。

そういう、人が負の支配から抜け出して明るい方向に進んでいく過程の伴走者になるというのは、

伴走する人にとっても気付きや何かしらの力を蓄える機会となるのかもしれないなと。

自分もそうだからそういう人が立ち直る過程を近くで見てみたいと言うNさんの言葉からそう

感じました。

「してあげる」と「してもらう」という形の支援とは違う、そういう形の関わり方っていうのも

あってもいいなと。

「優しく見える差別」も無いし。



そんな就労体験に是非関わってみたいという方はピープルデザインさんまでご連絡してみて下さいな。



そして活動への関わり方にはこんな関わり方も。

今回、クラウドファンディングに挑戦しているそうです。⇒コチラ

就労を体験するワケですから参加したハンディキャッパーの彼ら彼女らには労働の対価が支払われます。

その原資を社会から広く、社会の手で彼らの再出発を、という事で。

「忙しくて手は貸せないけれどお金はあるのよね、ア・タ・シ♪」という貴女



その上でもなお余るほどをお持ちならマジェルカでも喜んでお受けします(ウソです)




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