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「A型」で働くということ

皆様、こんにちは。

 

最近の寒さで寝る時の湯たんぽを解禁したマジェルカメンバーのエヌ、二回目の登場です。

 

「今日の体調はどうですか?」

「最近は眠れてますか?」

 

マジェルカのミーティングはそんな会話から始まることもあります。
働く人の体調をここまで気にしてもらえるなんて、バスやタクシーの運転手さんレベルなのではないかと個人的には思う程です。

 

5段階評価で自分の体調の当てはまる所に〇を付けます。
「5に〇をつけるのが一番体調が良い時」だ、と言う人もいれば、「3が一番良い時」と言う人もいます。
体調管理で早番が良いと言う人も居れば、遅番の方を希望するという人もいます。
体調のことについてはそれぞれなのだなあと、私も勉強になりました。
多様性って宝だと思います。

 

マジェルカは「就労継続支援A型」(以下A型)の事業所です。
一般の就労は難しくても、工夫をすれば働ける能力を持っている人達の為に開かれている場だと私は思っています。

 

事業所なので、私達メンバーはマジェルカと雇用契約を結んだ従業員であると共に、福祉サービス利用契約を結んだ福祉のサービス利用者でもあります。
その為マジェルカでは「利用者さん」と呼ばれています。

 

オーナーは、「その点で一般就労に近い」と言います。

これは最近私が一番身に染みて思う言葉です。

 

エヌにも、日々の業務の中で得意な事、不得意な事があります。
ここには書きませんが、改善点も山積みです。
得意な事の中でも、「今のままでは厳しいよ」と通達されているものもあります。
はっきりと厳しい事を言われる事、日常茶飯事です。
プレッシャーも感じますがそれをはねのけたらどれほどのやり甲斐が待っているのかと、わくわくしながら自分で努力を重ねていくつもりです。

 

マジェルカを探し当てた頃、私は継続してハローワークの障がい者求人をネットで見てまわっていました。

 

障がい者枠の求人と言うのは、俗に「週20時間の壁」と呼ばれる物が存在し、週20時間以上働ける障がい者でないと求人がないんです。
会社としても、障がい者を雇ったと認められないとか、そういう理由だったと思います。
パートでも1日6時間、週5日等の求人が多く、体力に自信の無い私にはまだ遠い世界でした。

 

(私のこころの声)「週20時間勤務は、いきなりは自信ないなあ。短時間、週少ない日数で働きたい障がい者もいると思うんだけど」

 

そこで見つけたのがA型事業所としてスタートしたばかりのマジェルカでした。
ハローワークから電話して、「週20時間の縛り」はなくても大丈夫、「(ゆくゆくは週5日来て欲しいけど)週3日からでも大丈夫」とのお許しが出たことを確認しました。

 

嬉しかったなあ。

 

仕事内容よりも労働時間で選ばなきゃいけないのかと凹みかかっていたところに、可愛い雑貨屋さんのお仕事、しかも今まで少しだけ勉強してきた写真やウェブの知識が活かせるかもしれない。

 

私はどんどんわくわくしていきました。

 

勿論仕事内容は多岐にわたるので、好きな事ばかり活かせる訳ではないし、不得意をそのままにせず、サポートを受けながらステップアップしていく事も必要になります。

 

そんな私は、オーナーが「A型は行政の指導が厳しくなっていて」と言うのを聞いて、残念に思いました。

 

★最低賃金が保証されないB型事業所

 

★障がい者枠の就労

この二つの間には高い壁があります。

 

私のように、「A型なら物足りない事もなく、体力的にも続く範囲で頑張れる」という障がい者がいるのではないか、そんな気がします。
A型みたいなステップアップの場所が出来ると良いと思うのになあと、残念な気持ちです。
少なくともエヌにはこのマジェルカという形のA型が「丁度いい」のです。

 

法律や福祉制度のことはよくわからないので、A型事業所が単に増えれば良いとかそういう話ではないのかもしれません。
この辺りはこれからお勉強させて頂きます。

 

一般の人よりも体調に不安を抱える私だから、そこをフォローしてもらえる職場に恵まれたのは有難い事です。
障がいを言い訳にしないよう、きちんとステップアップしてお仕事していきたいと思います!

 

 

お届けする写真は先日店内写真を撮りためた時のワンショットです。ピンクの張り子の虎は店内のどこにいるか、探してみて下さいね♪

 

オーナーより・・・

「一般就労と同じ」「はっきり厳しい事を言われる」「プレッシャー与えられる」等々・・・

中には、「障がいのある人を支援してあげる場なのに」と疑問を持たれる方もいるでしょうか。

でも、一つのリアルな声としてままでお届けしました。

 

実際、私たちのやり方が必ずしも彼女や彼らにとって適切であるとは言い切る事はできません。

就労継続支援A型を開設してから毎日、スタッフ一同考え、悩みながらそれぞれ一人一人と向き合って来たつもりではありますが、2ヶ月経ってみて、彼ら彼女らを結果的に追い詰めてしまっていたのだという事例もチラホラと表れてきているのも事実。

 

今日もあるメンバーから、ある意味本人追い詰められての事なのでしょうが仕事に関する相談を。

 

人一人の人生や命というのはとても大きなものであるはず。

ということ、これまでの人との関わり方への反省も含めて今、特に感じています。

 

その重みに対峙したくないからこの道を避けてきた自覚もあるのですが、思うところあってその道をあえて選んだ今、一人一人と真正面から向き合う事をしようとした時には、自分も相手も間違いなく傷つけない最小限ばかりを選んでばかりもいられないのかなと。

 

そして同時に最大限は無理としても彼女ら彼ら一人一人の、今日より明日の幸せを作る手伝いができるようにただの思いだけではなく様々な学びと行動も。

 

メンバーにとってもスタッフにとっても、楽しいだけのマジェルカではないというお話。

 


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